聴覚障害者が仕事で困ったことをまとめてみた。実体験。

仕事で困ったことは、本当にたくさんあります。

まず、私のスペックなのですが

  • 幼稚園は、ろう学校
  • 小学校から高校までは、普通の学校
  • 医療系専門学校卒業
  • 手話はまったく使えない。
  • 主に口話か筆談。

というスペックです。

日常生活は、ほぼ健常者と関わっていましたが、どうしても聞き取れない部分もあり、小学校の時だけいじめられたこともあります。いじめの内容は、漫画の「聲の形」みたいな感じでしたよ(笑)

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仕事で困ったこと。

私は、病院で約10年間働いていました。

その中で本当に困ったことを箇条書きにしてまとめます。

  1. 朝礼
  2. 会議
  3. 電話
  4. 他の部署とコミュニケーション
  5. ビジネス文書

というものです。

1~5について詳細を下記にまとめたよ。

朝礼

毎日朝礼があって、課長が大事なことを話していても聞き取れない部分もありました。またマスクをしたまま話もありました。

それを私は分かったようなふりをしていました。←本当はやっちゃダメです。。。

課長が、それ朝礼の時に話したよね?分かっていなかったの??と怒られたこともありましたよ(笑)

反省をしてそれから、仲のいい同僚に大事なことを聞くようにしてなるべくミスを減らすよう努力しました。

朝礼なんか無くしてしまえ!って何度も思ったことか(笑)

会議

これも、朝礼と似てます。

みんながマスクをして、会議を進めたことが何回もありました。
またマスクを外してもらっても会議の内容に追いついていけないことも。。。

私は、隣に仲のいい同僚にノートテイクしてもらって会議の内容に追いついていけるよう努力もしました。

同僚は、本当に優しい人でよかったです。イヤな顔せずにすっごく優しくしてもらいましたよ。なので感謝をこめてジュースや食事などをおごろうとしたのに、

同僚は、

そんなのいいから、割り勘にしようや!って。

そんなん言われたら、ほれてまうやろー!!

電話

はい、電話出来ません。職場で一回も電話を取ったことがありません。

感音性難聴なんで。。。

感音性難聴とは?

簡単に言うと、おはようございます→おあおおがぇあす

と聞こえてしまう病気です。

なので、

電話だと口が見えず、音だけ判断しろ!

というものなのです。

職場の周りに協力をしてもらいました。本当に感謝です!

他の部署とのコミュニケーション

例えば、他の部署の所に用事があってお邪魔した後、そこの部署長が

ごめん、課長に〇〇〇と伝えてくれ!

と伝言を預かり、課長に伝えたのですが、その内容が違っていたこともありました(笑)

結果、違った内容を伝えたからパニックを起こしてしまいました(笑)

何回も言いますが、分かったふりはダメです!!!(笑)嫌な顔をされてもちゃんと聞いていたほうがいいですよ。

ビジネス文書

最初は、本当に苦労しました。

助詞や助動詞の使い方が、微妙に違うこともしばしばありましたよ(笑)

ビジネス文書を作成して、事務長に渡したら意味が分からない。と怒られました(笑)

本当に悔しくて、本を読んだり、勉強しなおして少し上達できるように。

ビジネス文書作成ができない人がいると思いますが、勉強を少しでもいいからすると案外と出来るようになりますよ。

まとめ

仕事で働く上で、

分かったふりは絶対にしないこと!嫌な顔されてもしてください。→信頼関係に関わりますよ。

電話は出来ませんと皆に周知してもらうことも大事。

ノートテイクや筆談してもらったら、絶対に感謝を!
やってもらって当たり前と思わないように!!!

ビジネス文書は、勉強すれば案外と出来たりしますので、チャレンジ。

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