ジョン・アーヴィングは重度読字障害!障害者なのにアメリカ文学における偉大な語り手。

ジョン・アーヴィングは現代アメリカ文学における偉大な語り手と称されている作家。

高校のときSATの言語分野のスコアは800満点中の半分以下だった。

米国で大学進学を希望する高校生にとっては必須の学力テスト
SAT®のスコアでどの大学に入学できるかが決まる

日本ではあまり馴染みがないSAT®(Scholastic Assessment Test)は、米国の大学進学希望者を対象とした共通試験です。米国外からの留学生向けのテストというわけではなく、米国の大学の合否の基準になるテストとして大学進学を希望する米国内の高校生の多くが受験するテストです。

SAT®は非営利法人である「College Board®」が主催する学力テストで、そのスコアは米国の大学入学時に考慮される要素の1つです。誰がどの大学で学問を修める学力があるかどうかを判定する目的で1901年に導入され、何度か大幅な改定が行われてきましたが、現在、米国内でもっとも広く大学受験に使われているテストです。

Benesseより引用

 

重度読字障害と診断されて、勉強が出来なかった理由がわかった。また、同級生たちにくらべて明らかに読むのが遅かったそう。

 

重度の読字障害とは、数字の「7」と「なな」「しち」を同一のものとして理解が出来ない、文字がひっくり返って記憶されたりして正確に覚えられないなどの障害。

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どうやって読んでいたの。

文字を指でたどりながら読んでいた。今でも指でたどりがら読んでいる。昔から読み書きが苦手だったアーヴィングが身をもって学んだことがある。

 

「なにかを本当にうまくなりたいと思ったら、自分の能力以上に背伸びをする必要がある。人の倍の注意力が必要。そのうちにわかってきた。おなじことを何度も繰り返すうちに、以前はできそうになかったことが、当たり前のように出来るようになる。

 

ふつうの人よりも読み書きの能力が劣っていることも、アーヴィングはそれを受け入れて、むしろ強みになったと言っている。

 

「小説を書く場合、執筆のペースが遅くても、べつに誰も迷惑はかからないからね。いくらしつこく書き直したってかまわない。」

日々の努力の積み重ねによって、アーヴィングは文学の大家となった。努力と熟練の技によって彼が生み出した物語は、何百万もの人々を感動させた。

 

まとめ

重度の読字障害で、文学になれるというのは難しいことだと思います。
障害者でも日々の努力の積み重ねによって、「アカデミー脚色賞」取れたんだなって認識させられました。

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